FC2ブログ

07 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.» 09

絶景を求めて!

旅先や日常で出会った『絶景!?』の記録です。

[登山] 屋久島2018-3日目│雨の宮之浦岳へ 

2018.05.02

3日目。濃霧の中、宮ノ浦岳に登りました。
前日の体調不良、そして雨の予報を考え、撤退も考えていましたが、なんとか岳参りを敢行することができました。


※真っ白な山頂。。。到着時はは誰もいませんでしたが、すぐに3名の方に追い付かれました。

この日は雨もそれほど降らず、体力も思っていたよりも回復しており、程よいペースで歩くことができました。
淀川小屋に到着したのは午前11時過ぎ。あまりにも早く到着してしまったので、そのまま下山することにしました。


【書きかけ備忘】

朝、4時を過ぎても小屋の中は静かだ。
4時半ぐらいになって起きて支度を始めると、とたんに小屋中で支度が始まる。
窓を開けてみると、雨降りの状態。でも昨日の夕方ほどの土砂降りでは無い。

「よし、宮之浦岳へ行こう」

体力がどの程度回復したのかは歩いてみないと分からないが、昨日の午前11時ぐらいからずっと体力温存していたので、自分の足腰を信じて。

支度はサクッと終わり、5時ちょうどぐらいに出発。外はまだ暗い。
小屋の周りには沢山のテントが張られていました。デッキはもちろん一杯で、登山道の脇にも何張りかありました。
タープを張ってその下で夜を過ごしたであろうグループもいました。あれじゃ子供は山が嫌いになるわなー。

新高塚小屋は、午前中に淀川登山口から登り始めた人も夕方に到着できる場所にあるので、淀川小屋泊まりの人、荒川登山口や白谷雲水峡から入山した人も含めて沢山の人が利用するんですね。
初めて屋久島に来た人がほとんどだと思いますが、土砂降りの中を歩いて来て、さらに雨の中テント張って寝るなんて、ツラい思い出しか残らないでしょうね。
「また来ようよ!」と言ってあげたい。



真っ暗な中、新高塚小屋を出発し、いきなりの急登にいきなり疲れます。昨日歩いた第一展望台までは少し長く感じました。
第一展望台からの眺めは昨日以上に真っ白で、本当に何も見えません。
第一展望台からはいったん岩の間を降り、再び第二展望台への登りが始まります。
雨は小降りになっているようですが、シャクナゲ樹林帯が増えてきて、傘を差していたら通れないので、結局はシャクナゲの葉っぱに付いた大量の雨水が降りかかります。
登山道はアップダウンだけでなく、比較的なだらかな道もでてきました。

第二展望台は突然現れましたが、全く記憶に無い。どうせ真っ白で何も見えないのでスルーして先に進みます。

しばらく歩くと樹林帯を抜けて視界の開けた岩場の上に飛び出します。
真っ白で何も見えないけど、開放感ある場所でした。
雨は止んでいる。ペースは上がらないけど、順調に歩けています。
思わず田中陽希ばりに叫ぶ!

小休止してから先に進むと、後ろから1人追いつかれました。
さっきの叫び声聞かれてたな、と少し恥ずかしい。

登山道が削れて深い溝のようになった箇所を登って行くと、巨大な岩が崩落して登山道を塞いでいました。
隙間があって通過できましたが、歩いていて真上から岩が落ちてきたら、と考えると少し怖くなる。

気が付けば樹林帯も背が低くなり、なだらかな道では木道も出てきます。樹林帯から抜けることが多くなり、岩場の登りが増え始めます。森林限界を越えると、笹と岩場の景色に一変、でも一面霧で真っ白。
登りが続きますが、岩場は滑りにくくて歩きやすい。そして長いロープ場を登りきると、平石岩屋。

残念ながら、濃霧、小雨、暴風という中、永田岳はもちろん、10m先も見えない状況。全く残念です。

平石長屋から先は比較的なだらかな道が続きます。20分ほど進むと、小さな広場「平石」に到着。
もちろんなにも見えません。振り返ってもなにも見えません。
なので、先に進みます。

笹原の中にできた一本道をひたすら歩きます。いったん沢に下ると焼野三叉路までの最後の登り。雨も強くなり、足元は川のように水が流れていますが、グリップは効くので歩きやすかったです。
そして、7時15分ぐらいに三叉路到着。
思ったよりも早く到着しました。

永田岳、迷うことなくスルーです。
だって濃霧で何も見えないし、雨の中あの段差の通過するのは辛いなと。
本当は行きたかった。でも、この時間、この場所にいて、別のことを考え始めました。
「淀川小屋に早く着かないと混んでいて寝床がないかもしれない」

というわけで、そのまま宮ノ浦岳を目指します。
焼野三叉路から山頂まではあっという間とのイメージがありましたが、なかなか山頂まで辿り着かず、疲れもあって休み休み登りました。

ようやく山頂近くの祠のある岩に到着。
ザックを下ろしてお詣りに行きました。
祠は岩の隙間にありますが、山頂ということもあり、隙間からはものすごい風が吹き抜けます。近づくのも大変なほどの暴風でしたが、なんとか砂をまき、お参りすることができました。

岳参り完了。
あとは宮ノ浦岳山頂に立てば、今回の屋久島ツアーの目的達成です。

山頂直下で先ほど抜かれた方とすれ違いました。この雨のなか、長く休憩されていたみたいです。

そして、山頂到着。
もちろん誰もいません!

写真を撮っていると、なんと後ろからお二人やって来ました。
あれれ。追い付かれちゃった。残念。

結局もう一人いらっしゃったので、山頂はしばらく4人だけで過ごすことに。
宮ノ浦岳山頂で4人だけというのもなかなかないこと、到着した一瞬だけでも独り占めできたのは良い思い出になりそうです。

さて、追い付いてきた2人組に今日の行き先を尋ねると、淀川小屋までではなく、一気に下山するとのこと。もう1人の方は新高塚小屋まで戻るたのこと。

2人組はさっさと下山開始していきました。
しばらく残った2人で話をしていましたが、栗生岳方面から2人組がやってきたので、自分も何となく出発することに。

降り始めてから間もなく、自分の中であるプランが沸き起こりました。

「今日、下山しちゃおうかな?」

とりあえず、紀元杉バス時刻を確認すると14:50発。
現在時刻はまだ朝の8時過ぎ。
7時間近くあり、

「多分余裕で間に合う!」
「でも、今日は雨で、下山しても宿がない。」
「でも、下山すればビールが飲める!」

しばらく歩きながら考えているうちに、淀川小屋付近でドコモのアンテナ立つポイントがあることを思い出しました。
そして2年前に予約無しで泊めてもらったペンションのことも。

そして思い付きで決めました。

淀川小屋まで行って、ペンションに電話して、予約が取れたら下山、予約が取れなかったら淀川小屋に泊まることにしよう!

そうと決まれば足取りも軽やかになります。
「ペンション泊まれますように!」
そう祈りながら歩きました。

さて、登山道の様子。
霧で真っ白は変わらず、視界は10~20mぐらいかな、栗生岳も目の前に来るまで見えなかったし。
なので、景色を楽しむよりも、下山後のビールを考えながら歩いた方が楽しかったかも。

樹林帯に入る前の湿原も霧で幻想的でしたが、真っ白で良く分からなくなる。

樹林帯に入ると、徐々に高度を下げ、岩場のロープなど、「こんな場所あったな」と断片的に思い出しながら下ります。
今回の山行で思っていたのが、「屋久島の登山道はあまり記憶に残ってない」ということ。
例えば新高塚小屋から平石岩屋まで、栗生岳から下の湿原辺りまでは覚えてるけど、その先の樹林帯から投石平までの道はほとんど記憶に無い。

足元ばかり見ている、樹林帯の中は同じような景色が長く続く、同じような階段や木道が続く、山頂部は宮之浦岳や奇岩ばかりに目が行ってしまう、。

色々と理由はあるんだろうけど、絶景も見飽きるほど続くと、個々の印象が薄れてしまうのですよ。きっと。たぶん。

閑話休題。
断片的には覚えているのですが、結構頑張って歩いているうちに投石岩谷に到着、そしてまたまた樹林帯の中を歩いているうちに黒味岳の分岐を過ぎ、花之江河に到着。
相変わらずの濃霧でほとんど何も見えません。

そのまま小花之江河を通過します。
ここから先の登山道の様子もあまり覚えてなかったのですが、「登山道こんなに整備されてたっけ?」というぐらい、木道や階段が整備されてました。

そしてあまり印象的なポイントもないまま、淀川小屋に到着。
11時ちょっと過ぎ。
新高塚小屋から約6時間。
まぁ、よく頑張りました。

小屋の中を覗くと、まだ誰もいませんでした。念のため場所をキープして、いよいよ運命の電話ポイントへ向かいます。

そしてアンテナ立つポイントを見つけ、ネットで電話番号調べて、いよいよ電話。

「今夜、男一人泊まれますか?」
「ちょっと待ってくださいね」
20秒ほど待ち、

「大丈夫です。今日雨でキャンセルが出たので一部屋空いてますよ!」

その後は歓喜!

時間は11時半、とりあえず小屋に戻って食事タイムとすることに。
バスの時間まであと3時間以上あるので、小屋で1時間以上はのんびりしないと、雨降りの中でバスを待つのはツラいですから。

淀川小屋の屋根の下でお湯を沸かし、突然不要になった食料を消費しました。
それでもまだもう一日分は食料余ってたので、多すぎました。

小屋で食事をしていると、ヨーロッパ系の女性2人が歩いてきました。軽装でどこかの旅館の傘だけで。多分、ヤクスギランドまで来たけど、雨降りでやることないし、バスは来ないしで、時間潰しで来たみたい。
すごい行動力ですね。

雨は本降りになり、もう少し時間に余裕があったのですが、外人さんとは会話できない私としてはその場に耐えられず、渋々出発。
淀川登山口までは30分もかからず到着。途中10人ぐらいとすれ違いました。
淀川登山口から紀元杉バス停までは車道歩きですが、かなりゆっくり歩いても25分で到着してしまいました。
困ったことに、バスの時間まで1時間半ぐらいあります。

とりあえずザックを下ろし、雨が降っていますが付近を散策することに。
水場と紀元杉、あとは何もなし。

紀元杉前でどうしようか考えていたら、先ほど淀川小屋で会った外人さん2人組がバス停を通り越し、ヤクスギランド方面へ歩いていきました。
「いやいや、間に合うのか?」
ちょっと心配になりましたが、結局ヤクスギランドのバス停で再開することになりました。

私は間に合うとは思っていなかったので、紀元杉付近を散歩して時間を潰しました。
雨の林道、やることないです。

バスはほぼ定刻通りにやってきて、10人ぐらいの人を乗せてきました。皆さん淀川小屋へ向けて楽しそうに歩いていきました。
明日は晴れだし、羨ましい。
※淀川小屋、タクシー組を含めおそらく30人ぐらい泊まることになったのではないかな?雨降っているからテント泊の人はいないと思いますので。

麓のバス停(牧野)までは1時間ぐらい。結構時間がかかります。
牧野バス停の目の前には売店があり、缶ビールを買って頂きました。
5分後ぐらいには尾之間方面行きのバスもやって来て、無事に乗車できました。

尾之間のバス停で降り、スーパーでお酒とお総菜を買ってペンションへ。
ペンションで通された部屋は2階の角部屋。なんとツインの部屋でした。
料金はシングルルームの料金だったのでラッキーでした。

夕飯はバス停前の食堂へ行こうと考えていましたが、夕方になると雨はバケツをひっくり返したような激しさとなり、とても外を歩きたい気分にはなりません。
そうこうしているうちに、睡魔が襲ってきてそのまま爆睡。目が覚めると20時過ぎ。
筋肉も弛緩して身体中が痛くなりました。
2年前と全く同じです。

2018/05/02 Wed. 19:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

この記事に対するコメント

コメントの投稿
Secret

トラックバック
トラックバックURL
→https://forthesuperbview.blog.fc2.com/tb.php/330-4ba72d07
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)