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絶景を求めて!

旅先や日常で出会った『絶景!?』の記録です。

[登山] 後立山連峰ハーフ縦走ー1日目│扇沢から爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳へ 

2018.06.30

予定していた三連休が、まさかの梅雨明け!
天気予報を信じて北アルプスは後立山連峰を縦走することにしました。

初日は扇沢から柏原新道を登り、冷池のテント場まで歩きました。もう完全夏道でした。


↑爺ヶ岳南峰にて。鹿島槍ヶ岳方面は半分ガスの中。


↑爺ヶ岳中峰はガスガス。


↑テント設営後、散歩がてら鹿島槍ヶ岳まで歩きました。ガスガスです。


↑テント場は劔立一望、最高のロケーションでした!




【備忘】

岩手山のコマクサを見に行くつもりで予定していた三連休。
天気予報を毎日チェックするも、晴れ→曇り→雨と、日に日に悪くなっていく。
岩手県の天気予報とは裏腹に、関東甲信地方がまさかの梅雨明け宣言。

ギリギリまで悩むも、急遽北アルプスへ予定を変えることに。

上高地と扇沢のバスを予約し、ギリギリまで悩むも、支度に手間取ったため、上高地行きのバスには間に合わず、結果出発時刻の遅い扇沢行きのバスに乗ることになりました。
それでも結構ギリギリでした。

扇沢行きのバス、残り数席との表示でしたが、実際にはかなりの空席がありました。

扇沢駅には5時過ぎに到着。薄曇りだけど天気は回復しそうな感じです。
扇沢駅で水を汲んで出発です。
ちなみに登山口から先に水場は無く、営業小屋で有料補給となります。(冷池山荘150円/L、五竜山荘100円/L)
今回歩くことになる唐松岳までの縦走路には1ヵ所も水場がありません。小銭必携ですね。

扇沢駅から車道を少し下ると、柏原新道登山口。いよいよ出発。
柏原新道はとても歩きやすい道ですが、思ったよりも時間と体力を消費します。調子にのって歩いていると、種池山荘に辿り着く前にヘロヘロになります。
前回の反省を活かそうと、無理のないペースで歩きます。
最近では、早朝で気持ち悪くなったこともあるので、体調には気を使いながら歩いたつもりです。

単調な登りが続き、やがて水平な道、岩畳となり、雪渓のトラバース箇所を越えた頃にはヘロヘロ。左足の太腿がつりそうになりました。
岩畳の辺りでちょっと調子にのってペース上げたのがいけなかったのか?

ようやく種池山荘が見えた頃には疲労でもう足が前に進みませんでした。牛歩で進み、種池山荘前に辿り着くとたまらずベンチに腰掛けます。小屋でコーラ買って休憩です。

前回と全く同じ敗北感。
ま、今回はテント泊装備、前回は日帰り装備でもっと疲れていたので、少しは進歩したようです。

コーラを飲み終えた頃に、ようやく景色を眺める余裕がでてきました。
曇り空。蓮華岳・針ノ木岳は見えますが、遠く槍ヶ岳は雲の中。これから進む爺ヶ岳はしっかりと見えているし、まぁ良い方です。

後から到着する人たちのほとんどは休憩せずに先に進んで行きます。みんな元気だな、俺動けないのに。

これ以上疲れは抜けないかなと思い、出発します。今回は最初から冷池山荘をゴールと決めていたので、ゴールは近く、気持ちに余裕ありです。

小屋の横に進むと、まだ少しだけ雪渓がありますが、すぐに夏道になります。
ハイマツ帯を抜けると、山頂へジグザグに登っていきます。
左手には鹿島槍ヶ岳が望めます。山頂部分は少しガスがかかってしまっています。
後ろを振り返ると、立山連峰~劔岳がお目見えです。
快晴とはいかなくても、ここまでアルプスの山々が望めれば十分です。

さっきまでの疲れは少しだけ収まり、ジグザグを順調に登っていきました。
すると、脇道に雷鳥出現!
雷鳥さん、去年は全然見なかったから、すごく久しぶりに感じました。まだヒナが生まれてないためか警戒心が薄いみたいです。

もう一踏ん張り歩くと、爺ヶ岳南峰に到着です。
山頂にいた方と虫多いねと少しお話し。
柏原新道の後半から顔の周りは虫だらけ。モスキートネットをザックに入れたままだったので、最後まで虫と格闘しながら登ってきました。今回はモスキートネットを忘れてなくて本当に良かった。
種池山荘でようやくネットをかぶり、安心できました。多くの人に「それいいですね」と声かけられましたよ。
残雪期ではモスキートネットは必須だと思っていますが、意外に持ってない人多いのですね。

南峰でのんびりしているうちに、中峰がガスに隠れてしまった。
鹿島槍ヶ岳方面も尾根の東側からガスが上ってきてしまいました。

まだ10時前なのに残念です。
20分ぐらい休憩して出発。とりあえず中峰にも寄ることにします。
山頂手前で先行者とすれ違い、山頂独り占めできました。
山頂三角点のすぐ横でエゾハルゼミが鳴いてました。こんな山の上まで上って来るのですね。
さっきよりもガスが上ってきてしまい、南峰すら霞んでしまうほどに。他の登山者も登ってきたので、冷池山荘に向けて出発しました。
かし、この日は梅雨明け後の土曜日なのに、登山者少なかったです。
爺ヶ岳で帰る人も多く、爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳方面へ向かう人はもっと少なくなりました。多分、小屋もテント場もそれほど混まないことでしょう。

さて、爺ヶ岳中峰からは基本は下り。体力的にも楽に歩けますが、冷池山荘はすぐ目の前に見えるのですが、なかなか近づきません。意外に距離があります。
最後は少しだけ登り返しがあり、結構疲れます。
日差しも戻り、多汗をかきながらようやく小屋に到着。
テント700円、水150円/L、コーラ200円。

コーラ飲んで一息付いたらテント場に向かいます。テント場は小屋からさらに10分ぐらい登ります。

暑い、ザック重い、すでにヘロヘロでキツイのですが、このテント場すごくロケーションがよろしい!
劔岳、立山連峰が正面にズドンと望めます。

まだテント場には10張りもなくガラガラ。一番眺めのよい場所をキープできました。
眺望と引き換えに風が当たる場所ですが、周りにはちょうどよい大きさの石がたくさん転がっていたので、ガッチリと張ることができました。

時間はまだ13時前。天気は曇り空で、鹿島槍ヶ岳方面は厚いガスの中。
でも、少しだけ散歩したいと思い、カメラとと水だけ持って鹿島槍ヶ岳方面へ出発しました。

テント場を出るとすぐに雪渓があります。ルート指示がしっかりありますが、つい踏み跡についていってしまい、いったん戻ることも。
雪渓は最初の15分ほどで終わり、あとは夏道です。

ガスが濃くて行く先の景色は見えませんが、足元の花は少しずつ増えていきました。
ガスが流れ、布引岳の山容が現れ、「結構登るな」と少し気が滅入る。でも涼しいし、ゆっくり牛歩でお花畑を見ながら歩けば登れそうです。
ヒーヒー言いながら登り続け、気が付けば布引岳の山頂に到着。
相変わらずガスが濃くて、鹿島槍ヶ岳方面は何も見えませんが、立山方面は少しだけ眺望があり、救われました。
下山していく人もチラホラいますが、まだ時間も体力も残っているので、もう少し先に進むことに。というか、鹿島槍ヶ岳山頂まで行く気になっていました。

布引岳から先は登山道脇のお花もさらに増え、まさにお花畑見頃です。
しばらく歩くと、雨が降ってきました。傘も雨具も持ってきていないので、逃げ場はありません。通り雨だと信じて歩き続けます。
予想通り数分で雨は止みましたが、最後の登りの取り付き付近で再び雨が本降りとなってきました。
帰ろうかどうか一瞬だけ迷いましたが、山頂まで間も無くだろう(全く見えない)から、濡れてでも行こうとなりました。かなり濡れましたが、10分ほどで雨は小降りになり、山頂手前で止んでくれました。

山頂到着。当然誰もいません。
周囲は真っ白で何も見えません。
標識と三角点の写真を撮り、北峰方面を眺めます。しかしどうやっても5mぐらいしか先が見えません。
それでも、せっかくここまで来たのだから北峰まで行ってみようなど余計な考えが浮かんできました。

とりあえず、歩を進めます。
南峰までの緩やかなルートと異なり、いきなり岩場の急降下がスタートします。
しかも視界が悪いため、ルートが判りません。
結局5分ぐらいで諦めて戻りました。
鹿島槍ヶ岳の南峰から先は、視界が悪いときは進むべきではありません。非常に危険。
間違えて谷底に向かって下りてしまったら、もう戻るのは困難でしょう。

再び鹿島槍ヶ岳南峰に戻り、ガスが抜けないかなと待ちましたが、一向に晴れる気配もないため、テント場に戻ることにしました。


帰り道、スタートして間もなく、雷鳥メスの声が聞こえます。そちらの方向を見ると登山道脇すぐのハイマツの上に、じっとしてました。
スマホで写真を撮ろうとすると、近くでオスの声も近くで聞こえます。
登山道反対側を見ると、やはりすぐそこにオスの雷鳥がハイマツの実?を啄んでいました。
ペアだったのね!

しかし、今日の雷鳥たちは警戒心薄いです。
まだヒナがいないからでしょうけど。

あとは、特に何もなく、雨も降らず、無事にテント場まで戻りました。

テント場は先程よりもだいぶテントが増えていましたが、それでもまだ空いている状態でした。

ちょっと驚いたのは、mont-bellのマイティドーム(旧型)が2張り、しかも隣同士で張ってあったこと。ただでさえあまり見かけないテントがまさかの2張り、しかも全く別人で遭遇するとは驚きました。
ちなみに私はこの日エアライズ1でした。
エアライズ1も4張り固まって設営されていましたよ。
2型ではなく、1型をチョイスしてるとは分かってるね。皆さんベテランかな??

夕暮れ時になると、ガスもだいぶ晴れて、正面に立山~劔岳がドカンと見える最高のロケーション!
冷池のテント場は最高ですね。柏原新道は好きじゃないけど、また来たいと思います。

ただ、ここのテント場にはブヨがいます。油断してたら一ヵ所喰われました。




2018/06/30 Sat. 20:00 | trackback: 0 | comment: 0edit

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